次元の狭間のカフェに行ってきた

久し振りにはてブロを書きます。といっても今回は今日あった出来事の日記のようなものになります。


前回、ファンもドリフェスの一部であり救われた話をしましたが、今回もそんな話です。


私は昨年末の一件から、素直にドリフェスを好きと言うことが怖くなっていました。ドリフェスとは別件で推しがグループを脱退したショックもあり、何かを好きになって傷付くことに恐怖心を抱くようになっていたんだと思います。

JPOPみたいなこと言ってんな…とは自分でも思いますが、要するにメンがヘラってました。

とにかくそんな気持ちではコラボ類にもなかなか足を運ぶことができないまま、だけど欲しかった奏くんのアクスタの完売報告を見てこのままコラボが終わったら後悔する!と思い、ようやく今日池袋へ向かうことができました。


カフェに入店した時に流れていたのはETERNAL BONDS。その瞬間、武道館での感動や涙、「不滅だー!」というシャウトを思い出してウッとなりつつ、一人で席に着きました。

私はトラシグのおたくなのでグローリーストーリーとリバーシブル→バレンタイン、そしてETERNAL BONDSを注文しました。多いな。

コラボカフェといえば色水と微妙な食事というイメージだったんですが、今回そんなことはなく、特にリババレは美味しかったので予定の合うドリフェス(二人称)は是非ご賞味ください。


この時一緒に来る予定の友達が遅れるということだったので、私もぬい写を撮り終えて手持ち無沙汰だったので、何気ない時間潰しのつもりで交流ノートを見ました。

するとそこには、本当に沢山のドリフェス達がドリフェスを大好きだと言葉やイラストで真っ直ぐに表明している姿があって、それを見て涙がこみ上げてくるのを堪えることができませんでした。

泣かないように、何とか奥歯を食いしばっておしぼりで目を拭いて一旦交流ノートを戻して店内を見てみると、ぬいぐるみを並べた方や海外からいらした方、小さな男の子などもいて、その中に自分も居ると思うと、「好きでいてもいいんだ」と感じました。


私も、ドリフェスが大好きです。

大好きだからこそ悲しいことも苦しいこともあったし、きっとこれからもちょくちょく辛くなることはあるだろうけど、沢山の楽しくて幸せな気持ちをくれたドリフェスを大好きだということを、忘れないようにしようと思います。

というか、忘れた時に思い出せるようにこれを書きました。

そんな深夜の手紙のような個人的な感情のメモ帳ですが、もしご覧になった方がいらっしゃったらありがとうございます。




あと気のせいですかね?交流ノートに村野監督がいらっしゃったような気がするんですけど…???

ぼくらの7日間戦争もサイコー超えてたしかくしごとも楽しみだな〜!!

天宮奏くん アイドルになってくれてありがとう

はじめに

こんばんは。
ドリフェス!Presents FINAL STAGE at NIPPON BUDOKAN「ALL FOR TOMORROW!!!!!!!」の2DAYS公演が終了し2次元のDearDreamのTwitterがお休みすることになりTwitterハッシュタグで#イケるっしょがトレンド1位になった晴れやかな日の3日後です。太田将熙くんお誕生日とカレンダー発売おめでとうございます!!

 

正直武道館が終わったら自分がどうなっているかわからない…少なくとも働いている場合ではないだろうな… と思って事前に月曜から1週間休暇を取っていたのですが、やはり働いている場合ではないくらいドリフェスが好きだということを語りたくなったため、3月当時のはてなの旬トピックに遅ればせながら、「私とドリフェス」について形に残そうと思います。

最初に言っておくと別に読まなくてもいい部分含めて全部で11613字あります。エール、重っ…!!


私は1期アニメからドリフェスを好きになり、アプリ課金勢、イベントやファンミやライブにコラボ類もそれなりに通っていたしがない1オタクです。ドリフェス以外では、男女問わず3次元アイドルとロボアニメ中心にアニメや漫画が趣味です。
以下の文章は魂が限界オタクなので宗教観こじらせすぎてお見苦しい所もあるでしょうが、自分の今の感情を記録して私にとっていかにドリフェスが素晴らしいコンテンツで大好きなのか賛美したいだけで、オタクとは好きなものを長文早口で褒め行為している時に多幸感を感じ脳汁ドバリシャスする生き物なので気にしないでください。既に早口。

 

また、今回は主に2次元のDearDream というかトラシグ いやだいたい天宮奏くんや自分とアイドルというものについて話したくて、3次元のDearDreamとKUROFUNEについて思って感じたことの詳細はちょっと文章でまとまらないしまだ自分だけのものにしておきたいので極力避けるんですが、そのうちまた語りたくなったら語るかもしれません。キャストへのお手紙にするのでそこで終わらせるかもですが。

本当は2次元の方も全く語るつもりなかったのに23日早朝の出来事でグワーーーーーーッとなって書きたくなっただけなので。

 

 

ドリフェスとの出会い

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これはドリフェス!に初めて触れた瞬間、アニメ1話地上波放送直後のわたしのツイートです。鍵垢のためスクショ失礼します。

まず開始3秒の「ドリフェス、始まります!」の何とも言えない感じにグッときてそうかそうかドリフェスとやらが始まるのか~!ってテンション上がったし、タイトルロゴ(ドリフェス!!!!!)について、メンカラの5つの!はわかるけど、最後の全角の!は何だろうって細かい所が気になったりしてました。
その後どこで知ったか、それとも公式では言ってなかったか忘れてしまったんですが、最後の「」はファンを表していると聞いて、結果から言うと私にとってドリフェスは本当にその通りのコンテンツだったと思います。

 

私は3次元のアイドルが男女問わず好きで特に某女子アイドルグループのオタクで、2次元3次元に限らず『アイドル』というものに強烈な理想を抱いているタイプなのですが、1話放送時の自分の発言を見返してみると

「どうやら私のアイドル倫理観*1に反しなさそうなアニメが始まったかもしれないぞ?」

「あれっ公式サイト見たら戸谷公人ってあのきみちゃん??*2声優やるの???てか即位????わからんけど即位されても困るんだが?????」

的なことを言っていて、とにかく何だか普通じゃなさそうなアニメが始まったことを感じているようでした。

あとよく言われる声の演技については、私はきらりん☆レボリューションが好きなのであんまり気にしてませんでした。ついでに慎くんと純哉くんにTOKYO FRIEND☆SHIPS歌ってもらいたいし \ 俺の! / \ 純哉⤴ー! / したい。

 

そして1話を見た後、どうせ基本無料だしもし始めるならログボ的な意味で1日でも早い方がいいと思ってすぐアプリをDLして、トンチキコーデとドリアピにますますこれは普通の作品じゃないぞ?!となったのもいい思い出です。 

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ドリフェス たっっっのし~~~!!!*3

ここハマってく過程の忘備録みたいなものなので全く読まなくてもいいやつです。

 

そんなこんなでアプリもアクティブが少ない(ウッ…)のでイベントもちょっと遊べば衣装も貰えたので通勤時間中に遊びつつ、友達も同じようなオタクセンスを持っている人が多いので、周りもアニメを見てアプリをプレイするようになっていきました。アミューズのオタクもいたし。

そしてちょうどその頃、近所のビッカメでまだカードダスが生き残ってると聞いたので友達と引きに行ってUR全部友達が引いたりして。

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その後アプリでスコアタが始まった時にこのハイエンブレムシリーズを揃えていないことでとてつもなく苦労するんですけど、それは一旦置いときます。スコアタガチ勢だったのでそれだけで延々語れてしまう…。

あとDCDのロケテもあってそれも遊びに行ってたので、早い段階でドリフェスに課金したりグッズというかカードを貰うことに抵抗が無かったんだな~と今思います。

エンタメコンテンツって今ジャンル問わず本当に色々ありますが、その中で取捨選択した上で、無料でそれなりに楽しめるのに課金したり形に残るものを買うということは、自分にとっては深く長く続けるつもりがあるということでした。

 

さてアニメについてですが、2話にして出た出た出たよアイドルにスキャンダル疑惑!!!あとこんなキッズアニメ的な清らかそうな世界にもまとめサイトなんてあんの!?!?!?ギャーッマスコミは悪!!!!!汚い!!!!!!いやだ~~~~~!!!!!って暴れた後、3話の素晴らしさに即掌返しして4話でウワッ純哉くんすごい頑張ってる…推せる…やだ火の輪くぐった…好き………となってどんどんのめり込んでいきました。

正直今から後頭部殴打されてドリフェスに関する記憶を一時的に失ってもう一度アニメ全話見て1話ずつ長文感想書きたい。あと書き終わったら即記憶復活させたい。無理っしょ。

そしてアニメの5話が放送され、バラエティ収録後にライブパート!番組ロゴ出っ放し!!歌詞字幕!!!そして何より薔薇の三銃士~~~~~!!!!!!!!!!

えっ少…ラ!?愛・…命!?ウワァ~~~ッ好き~~~~~!!!!!となりました。2次元のアイドルもので、こんなにもガチでリアルマジで3次元アイドルに近い演出と曲というのは、私にとって初めてのことでした。

いやよく考えなくてもD-Four Productionのモデルってたぶん某事務所だろうしルーキークラスで東の慎サマ西の純哉とかあったかもしれないし、三貴子ってたぶん少…隊だし三神さんってヒ…シさんっぽいですもんね。三貴子の仮…舞…会が見たさ過ぎて頭がおかしくなります。

次元グチャグチャオタク 段々何の話をしているのかよくわからなくなってきた。

 

そうしてアニメが進むにつれて、どんどん先が待ちきれなくなりました。

そこでアニメイトチャンネルで先行配信を見るとそのまま必然的にドリフェス!研究室も見るようになって「面白い子達だな」とキャストに興味を持つようになったり、もうその頃にはアプリのガチャを回すことに全く抵抗が無くなって爆死していたり、自我が芽生えた瞬間からオタクとして生きてきましたが初めてキャラのぬいぐるみを買ってみたり、大雪の中DCD稼働日に遊びに行ったり――と、もうドリフェスがオタク活動の中心でした。

その頃アニONでのコラボがあって、スクリーンに流れるグロストのMVにペンラ振りながら友達と「今純哉くんアタシにウィンクした!!」「アタシよ!!」「今奏くんがキスしたのアタシの投げたドリカよ!!」「アタシのよ!!」とか厄介なりきりロールプレイしたりしてました。それだけあの世界観に没頭していたんだと思います。なんでオネエ口調だったのかはよくわかんないですが。

 

そうして夢中になっているうちに、ドリフェスのドリカの設定って滅茶苦茶興味深くて面白いのでは?と思うようになりました。

それはアニメ9話の全国行脚で、地方のショッピングモールでライブをするDearDreamを見たのがきっかけでした。

ホームではなく自分達のことを知らない人達の前でライブをすると、衣装はいつものようにきらびやかなSR~URではなく*4NやRの無料ガチャで出てくるようなトンチキショボコーデでした。たぶんアプリをプレイしていなかったら、あの衣装の意味もそこまでわかっていなかったと思います。というかアイドルに属性すら一致していないNドリカを投げるな(憤死)

 

つまりD-Four Production所属のアイドルはファンからのドリカ=応援(エール)が無いとキラキラしたアイドルになれないんですね。
三神さんは1話で「応援(エール)はドリカが示すもの。想いを受け取ってファンの想う姿になる」とおっしゃってましたが、逆説的に言えば、応援されないアイドルにはそれ相応のドリカしか来ないということでもあります。
3話で慎くんにスキャンダル疑惑があった時、奏くんとのライブの時に、もしかすると悪意を持ってNドリカを投げたりする人もいたかもしれません。それどころか、ドリカペンライトを消して応援を拒否した人もいたかもしれません。投げるなそして消すな(憤死)
そう酷いことを考えてしまうのは、先述通り私は某女性アイドルグループのファンで、本当民度低くて嫌になるんですが実際に公式Twitterアカウント宛にぶつけられる暴言や、現場でペンラを消したりヤジるようなオタクなどを見てきたからでした。憤死してもしきれない。処す。


ドリフェスという作品の意図的にそういうネガティブな部分は描写されないし、そもそもドリフェスの世界はクソマスコミと1週間ワンコイン生活とかいう人権無視企画を通した人間以外愛と善意を持った登場人物しかいないので、そういうことをする人間は初めから存在しないのかもしれません。

でもそんなことを思ってしまったのは、ドリフェスはアニメらしさは勿論ありつつも、やはり今まで自分の見てきたアイドルに近いリアルさ生々しさがあったからでした。

しかし実際に3話でSRスカイステージを投げたファンは慎くんを信じて美しい青空のドリカを投げてくれて、慎くんはそれを受け取り少し涙目になって「ありがとう」と答えてくれました。こんなにも美しいアイドルとファンの信頼関係ってありますか?????(反語法)*5
しかもドリカシステムの何が美しいって、アイドルはその応援(エール)=ドリカにきっ…キッスまでしてくれて本当に大切にしてくれるっていう…。Rのチヅの「ず~っと、宝物にするよ!」ってドリカキャッチ台詞本当に好きです。

そしてここから天宮奏の化学反応が起きてくるしトラシグ結成!!!からのDearDream結成!!!!!ドリフェス優勝!!!!!!という流れを思うと20:32のまま止まっていた時間を進ませてくれたのみならず、慎くんをまたステージに立たせてくれてファンとの信頼関係を取り戻してくれた天宮奏くんと及川慎くんの出会いって神話のように美しいしドリフェス!最高にエモ~~~~~~~い!!!!!おもしれ~~~~~~~!!!!!
お見苦しいところをお見せしてすみません。ドリフェスのストーリーラインが好きすぎてテンション爆上がってしまいました。

 

アイドルが居なくなるということ

や~~~~~っとここから本題、ここから読んでもらった方が話は早いです。

 

さて。私は小さい頃からテレビで男女問わずアイドルを見て楽しむいわゆる茶の間、いやそれ以前の立場でしたが、約5年半前に某女性アイドルグループの大ファンになりました。

こんなに美少女ばかりで曲もMVも素晴らしいアイドルいる!?美しい人類、美しいことをお仕事にしてくださりありがとうございます!!と思い、冠番組を毎週見たり推しのブログ更新を楽しみにしたり、少しずつライブに行くようにもなりました。アイドルを本格的に追いかけたりするようになったのはそれが初めてで、とにかくみんな美しくて可愛くてサイコー超えてるんですよ…。

 

ですが、CDは買うし布教するし全力でペンラ振るしコールもしますけど、アイドルとファンが繋がっているとか相互関係にあるとは全く思っていませんでした。

それは私が根本的にアニメゲーム漫画好きなせいか『キャラクター』≒『アイドル』と『私』は別次元にある存在だと思っていたし、自分という個の存在を認識されたくなくて握手会へ行かなかったのも理由だったのかもしれません。

ただそもそも特にそういったものを求めていなかったというか、彼女達にはある大きな目標があったので私は大好きな彼女達の夢を叶えたくて応援していて、少しでも彼女達の魅力を知らない人に知ってもらえたら嬉しい!みんな~!この子達超絶可愛いし曲もMVもいいでしょ~~~!!もっと魅力を知って!!!という、完全にアニメゲーム漫画の布教活動と一緒でした。

なので自分が応援をして、それがアイドルから返ってくること自体を意識どころか想定していないというか…。彼女達はドリフェス1期最終回の三神さんが言ったように、ずっと私の応援(エール)を輝きで返してくれていたのかもしれません。ですが私自らシャットアウトしている状態だったんだなということに、今回の武道館ライブを通じて自分とドリフェス、自分とアイドルという存在は何だったんだろうと向き合っている間に気付かされました。

 

ドリフェスにハマってすぐなので今から2年前、私がその女性アイドルグループのファンになってからずっと推していた子が卒業、そしてそのまま芸能界を引退することを発表しました。

卒業が近いかもしれないという噂は前々からあり何となくその兆候も感じていましたが、芸能界引退は本当にショックでした。何故ならまだまだ若く人気もあるメンバーですし、彼女より前に卒業した子達もそのまま芸能の仕事をしているのが普通でしたし。

ブログやテレビ、ステージを通じて片道で繋がっていた私と彼女の関係は今後交わることが無くなり、アイドルという商品ではなくなり普通の女の子に戻った彼女に理想や憧れをぶつけるのも嫌だったので、本当に終わりでした。言ってしまえば、アイドルの「サービス終了のお知らせ」です。

ただ私もいい大人だし、駄々をこねたところで自分が彼女に影響を及ぼせる存在ではないし、芸能界に一切未練が無いことが明らかな彼女の決断を尊重したいし…と、仕方がないことだどうしようもない、と自分を納得させるように努めていました。

それに発表から実際の卒業までにはしばらく時間もあったし、その頃ドリフェスにハマったばかりでとにかく楽しさと感動しかないこともあり、時々「引退かぁ…」と憂鬱になることはあっても、あまり考えないようにしていたところもあったと思います。やっぱり悲しいことより、楽しいことを考えていた方が楽ですし。

 

ですが、その平坦でいようとした感情を揺り動かしたのもまたドリフェス。10話の先行配信でした。

私はその時リアタイでは仕事帰りで電車の中でスマホから見ていたのですが、NY行きを決めた純哉くんへ向けた奏くんの、「こんなに…新しい世界を見せてくれた純哉くんが、新しい夢を見つけた。なのに…なのに素直に応援しないって、お前なんなんだよ!!行って欲しくないって、なんなんだよ!!応援して当然だろ…悔しいよ…」という言葉に、石原壮馬くんの熱演もあってあまりにも感情を揺さぶられ過ぎて、思わず電車内でうずくまり声だけは必死で堪えて泣きました。

当たり前なんです。本当は私だって、推しに行って欲しくなんてない。ずっとステージで輝く彼女を見ていたい。だってグループの目標もまだ超えていない。けれどそれはわがままでしか無いと諦めていたところを、奏くんは迷いながら苦しみながらも全て言葉にして、行動してくれた。

それをぶつけられる天宮奏くんの強さや真っ直ぐさ、ひたむきさに改めて惚れ直すというかとにかく感謝があったのと、この瞬間、自分の中で奏くんが特別になったんだと思います。

 

 

2次元の私と3次元の私

さて。ここまでが武道館を目前にした、私の正直な気持ちでした。

 

例の日の発表の後、3次元のDearDreamやKUROFUNEは芸能界で生きているのでまだ何とかなるかもしれない。あくまでも「一区切り」なので何かのイベントで再結成したり、10年後20年後の姿だってたぶん見ることができる。

ですが2次元のDearDreamとKUROFUNE、そして何より私の愛した天宮奏くんとはもう会えなくなると思うと、それこそ「行くなよ!!!」でした。もう本人がそう言ったことがあるんだから私も言っていいだろう、とにかく行かないで欲しいという気持ちしかありませんでした。

 

特に精神的にキツかったのが、アプリの終了でした。

アニメでも、恐れ多くも観客の声援として収録していただいたり服装等も会場で見た方のものをご参考にされていたり、村野監督が当時おっしゃっていたように「3次元のファン」を2次元へ連れて行っていただけました。

そしてアプリは3次元の「私」という個が2次元の「私」に憑依し、スタミナの続く限りライブへ通い推しのドリカを選んでコーデバトルをしたり、番組を見て自室にポスターと缶バッジとぬいを飾りまくることができる、とても楽しいファン活動のできる場でありました。あのマイルームへは5/1の14:00以降立ち入れなくなってしまいましたが、紛れもなく「私の部屋」です。

 

そしてアプリ最後のイベントはあくまでも今回のアプリ終了は「D-Fourシアターの移転」であり、2次元の皆の活動は続いていくことが示されていました。ただそれを私たち3次元の肉体を持つ人間は観測できなくなるということで、逆に今までシアターが今まで「あの場所」にあったことで特異点的に2次元と3次元の意識を繋げることができていたということで――と色々なことを考えましたが、結局のところは「早く移転先を教えてくれ!!!今すぐロードローラーで轢かれてペシャンコになって2次元へ行くから!!!!!」と叫んでいましたし、2回目ですがとにかく行かないで欲しいという気持ちしかありませんでした。


そんな中迎えた武道館1日目。

正直な話、もしかしたらやめるのをやめてくれるかもしれない、そう発表しても怒らないしどうかそう言って欲しい、と縋るような気持ちで聞いていた最後のMC中に「あ、本当に終わるんだ…」とようやく理解してしまいました。

そしてモニターに映し出され万歳をして去っていく2次元の皆へ「行かないで!!!!!!!」と心から思いました。

実際、ライブは本っっっっっ当に楽しかったし声も枯れるくらい出したし笑ったし泣いたし、楽しかったことばかりでした。ですが2次元のキャラクター達へ、こんな気持ちのままじゃ絶対お別れなんかできない、奏くんは笑顔が好きだから笑顔で見送りたいと思いました。

 

そこでキャストとはまた別途、キャラクターへのプレボが置かれていたため、2日目の前に天宮奏くん宛に「私」から初めて手紙を書きました。

実際にはお誕生日イベント等で前々から何度か送っていたのですが、恐らく本気で、自分という存在から天宮奏くんへ感謝と、正直な想いを伝えることができるのはこれが最後だと思ったので、もう号泣しながら書きました。

手紙の内容は、まず奏くんを知ったきっかけがドキュメンタリー番組の放送だったことから書き始め、好きな衣装や歌、奏くんの好きなところ、そしてドキュメンタリー番組も終わってシアターも移転して、私の住んでいる所からは行けなくなって悲しんでしまっていることを書きました。ペンを書く腕を動かしているのは3次元の私ですが、内容はあくまでも2次元の私からのメッセージとして。

そして最後に、ドリフェスでデビューが決まった瞬間の「皆に笑顔になってもらうの、好きです!」という言葉が大好きなので、きっと今日も泣いてしまうだろうけど笑顔でいることを奏くんに誓い、アプリのユーザー名と、3次元の私の住所氏名を書き添え、富士山の封筒に入れて出しました。

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ここまで読んでこいつやべーな…と思われるかもしれませんが、私は本当に、〇〇〇〇(本名)の強い想いが特異点を通り天宮奏くんへ届くものとして手紙を書きました。

 

昔、同じくらい本気で大好きなゲームのキャラ宛に手紙を書いたことがあったんですが、どこへ届けたらいいかわからず…いや本当は制作会社宛に送ればいいとわかっていましたが、私の好きな彼はゲームの中にしかいないので届けられる訳がないと思って封筒に入れたまま、今も私の部屋のどこかにあります。

なのでこれが天宮奏くんへ直接手紙を渡せる最後だと思うと、絶対に後悔したくないですし、書かずにはいられませんでした。 

 

このお手紙を書いた時点で、今の私は意識が3次元に在るだけであちらに"""居る"""、想いも"""届く"""という確信をしてから21日武道館へ臨んだ2日目。

泣いても笑顔でいると誓いましたが、結果として爆泣きでした。でも祖母で仲間である以前にライバルだし負けないぞ!と頑張って泣きながらも笑顔になりました。イケるっしょコールの時は、もうこのコールもできないのかなと思ったら呼吸困難レベルで号泣しましたが、ちゃんとイケるっしょしました。「オエ゛ッ…ア゛ッ…ッショ!!イゲッ…グッ…ョ…!!」だったのでイケるっしょカウントされたかは微妙ですが。

 

終演後。勝ったこともあり、完全に晴れやかな気持ちでした。

半年前は、まさかこんな気持ちで当日を迎えるとは予想もしていませんでした。やはり俺の推しは最強。

 

それでもやっぱりTwitterで皆が1人1人メッセージをくれている時は寂しくて苦しくて発狂しそうだったのですが、#イケるっしょ タグのハッピーハッピー後夜祭(命名河西さん)に救われました。タグに乗せて自分の思い出を振り返ってみると楽しかったことばっかりで、自然と笑顔になっていました。

ドリフェスにおいて、アイドルは笑顔と希望と未来をくれるものです。初めに、「ドリフェス!!!!!」の「」はファンを表していると言いましたが、壮馬くんもおっしゃったように、私にとって本当にファンもドリフェスなことを感じました。

 

こうしてドリフェスに明日へ連れて行ってもらった今、2次元の「私」はあちらの世界で今もドリカペンライト3本持ちのトラシグの強火やってるんだろうな、と「私」に対して思っています。

最後に、あちらの私に言いたいことがあります。

純哉くんのTwitterはお休みになっちゃったけど、21日のトミーみたく突然インスタ始めたりするかもしれないから早めにアカウント取っとけよ!!私は取ったけど何が何だか使い方が全然わかってないぞ!!!

 

さいごに

そんなことを考えて2次元についてスッキリしていた私に、10/22の早朝、凄まじいサプライズがありました。

私は小野早香さんがキャラデザ等を担当されたクロスアンジュがもう本当に大好きで大好きで、毎週放送終了後数時間で感想をしたためネット上に上げてから寝て翌日出社するくらいで、特に小野さんの絵って妖艶なのに高貴さがあって、クロスアンジュの生き汚さ(※褒め言葉です)が下品に振り切れなかったのはこの清潔な美しさがあるからだと思ってるんですね。

 

だからドリフェス1期(もちろんRも!)円盤のジャケットが本っっっっっ当~~~~~に大好きで…。
アイドルって、凡俗の人間より上位で高潔な存在だと思うんですよそれこそ天使とか神様みたいな。だから美しく色っぽく魅力的で、でも俗らしさの無い…それがアイドルとしてのよそゆきの姿(ソース:https://twitter.com/sayalene/status/805676625895395333)だっていうのが本当…好きで…。
で、ドリフェスのアニメのキービジュアルやCDジャケット、そして何より円盤を手掛けてくださってたのがすごく嬉しくて全部のイラストが大好きなんですが、今回の公演で武道館キービジュアルの絵も本当好きで、写真撮影の時はヤバい…大好きな絵の中に閉じ込められた…(メトロポリタン美術館)と大感動もんでした。

 

さて。小野さんの描く奏くんは口を開いて笑うことが多い*6んですが、口を閉じてニコッと笑ったこの奏くんは、いつもより少し大人びたように見えました。

さっき言ったようにあちらの世界の私はずっとDearDreamを追っかけて成長を見ていられますが、こちらの世界の私はそれを観測することはできないんだな~でもあっちにいるからいいや!幸せになれよ!あっちの私!みたいな気持ちでいたので、少し大人になった奏くんを見ることができたような気がして、本当に嬉しくて明け方に号泣しました。

そしてこの、私の重すぎる2次元への想いを記して残しておきたいと思い、ここまで書いてきた次第です。

 

ドリフェスのアイドル観とそれを裏付ける楽曲やダンス、衣装、取り巻く皆様の愛情、全てが大好きで愛していて私にとってかけがえのない大切な存在です!!!ありがとうございました!!!!!!!!!!!!!!!

 

余談

話は戻りますが、先に話した某女性アイドルグループの件です。

 

推しの卒業が決まって割とすぐに、最後のラジオ出演がありました。

その際、受験生の女の子から『受験が終わったら握手会に行こうと思ってたのに、合格発表の頃にはもう会えないかもしれない』という生電話で、本当に彼女は思慮深い子なので色々な言葉を選びながら、それでも今にも泣きそうに言葉を詰まらせながら返事をしたことに、こちらも号泣したことを思い出しました。

恐らく私の推しはアイドルという職業に特別な感慨を持っておらず、一職業として捉えているところがありました。だからこそグループや業界を俯瞰して発言することも多く、それが誤解を生むことも多々あったんですが、それでもメンバーやファンへ誠実にいようとする子でした。
ですが、実際にアイドルになるということは普通の人間ではいられなくなるということであり、それが彼女を苦しめたことも数えきれないほどあったとわかっています。同時に、普通の人間ではまず無いであろう笑顔を与えられる存在でした。多分それを、彼女もわかっていたと思います。

実際に卒業するまでの期間を含むと、約4年間推していた推しでした。彼女が世界のどこかで幸せでいてくれることを、私は心から願っています。

 

そしてそして更に余談なのですが、私にはその推しとは別に、同じくらい崇拝しているメンバーがいて、その子が森川智之さんとテレビで共演した時の発言で叩かれたことがありました。

私はその子がアニメや声優さんが本当に大好きなこともずっと知ってるので、アイドルだから特別扱いとかにわかとか叩かれて本当に辛くて悔しかったです。
でもドリフェス!Rで三神さんにその共演した時の森川さんの発言のパロディ的な台詞があって、その台詞を引き出したのは彼女だったので、何て言うか肯定してもらえたようですごく嬉しかったです。
彼女も今年武道館で卒コンしてまあベッチョベチョに泣いたしその時「年に2回も武道館で推しの卒業を見るとか前世でどれだけの悪行を行ったんだよ」って友達には言われたし自分もそう思っていたんですが、武道館2DAYSを終えた今では彼女もドリフェス!の一部なんだなあと感じてすごく幸せな気持ちです。

 

本当に余談でした!ご清聴ありがとうございます。

 

*1:真面目に頑張る、恋愛しない、特別な誰かではなくファンを大切にする

*2:特撮と2.5次元舞台も齧ってます

*3:アプリの純哉くんボイスで脳内再生してください

*4:2話の2032と7話のトラシグはHRでしたが、どちらも歌詞の意図を汲めてなかったりKUROFUNEに負けてしまったりするので、あえてレアリティ落としたんだと思います

*5:あとなんでこんなに素晴らしいドリカがSRなんですか?????

*6:例外はR円盤のAmazon購入特典のミルタキ衣装くらい?